1970年代頃からオブジェクト指向を取り入れた「Smalltalk」の開発指導をしており、Smalltalk環境の動作するAltoを
スティーブ・ジョブズが見学してそのアイデアからLisaからMacintoshへと開発した。
2010年を迎えようとするこの40年間、画期的な思想から素晴らしい言語が生まれたのだろうか。。。
シンタックスの違いや実行環境の違いから無駄に時間が使われてきたような気がする。

アラン・ケイAlan Kay, 1940年5月17日 - )はアメリカ合衆国の計算機科学者、教育者、ジャズ演奏家。通称「パソコンの父」。主にオブジェクト指向プログラミングとユーザインタフェース設計に関する初期の功績で知られている。

カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で計算機科学の非常勤教授、京都大学客員教授マサチューセッツ工科大学の非常勤教授、Viewpoints Research Institute の経営者。

まだ大型のメインフレームしか存在しなかった時代に、個人の活動を支援する「パーソナルコンピュータ」という概念を提唱した。つまり1960年代当時、高価で大きく、複数人で“共有”するのが当たり前だったコンピュータに“個人向け”という利用状況を想定し、それに相応しいコンピュータ環境がどうあるべきかを考えた人。自らがそう名付けた「ダイナブック構想」の提唱者。「コンピュータ・リテラシー」という言葉も彼が造った。

  • 【最も有名な言葉】
    • 「未来を予測する最善の方法は、それを発明することだ」, 1971年, パロアルト研究所の研究内容の将来予測を再三に渡って求めるゼロックス本社に対する回答(経営陣と開発陣の軋轢や見解の相違を端的に表している).[1]
  • 【それについて本人が別の機会に補足した言葉】
    • 「未来はただそこにあるのではない。未来は我々が決めるものであり、宇宙の既知の法則に違反しない範囲で望んだ方向に向かわせることができる」, 1984年, [2]
  • 【コンピュータ革命について】
    • 「わくわくするようなことが進行中だが、コンピュータ革命はまだ始まっていない。不完全なアイデアに基づいた貧弱な実装によるできの悪いデファクトスタンダードによって素朴な顧客から大量の金を巻き上げている連中に惑わされないように」[3]
  • 【1980年代終盤の香港での記者会見での言葉】
    • 「テクノロジーというのはあなたが生まれたときに存在しなかった全てのものだ」